https://zenn.dev/mtgto/articles/macskk-karabiner-settings-for-ghostty

Ghostty の記事を読んでいたらSKKという入力方法の話しが出てきた。知らないものだったので調べてみたら興味が出てきたので導入してみた。

これは良い

https://dic.nicovideo.jp/a/skk

どんなものなのかは上記などのネットの記事を読むと分かると思う。形態素解析に頼らずにどれが漢字なのか、送り仮名はどれかを明示していく方法。 かなり独特な変換方法で慣れるまでは時間がかかりそうだが、一度慣れたら最高という言葉には弱いので使ってみる。

やったこと

macにはmacSKK、vimにはskkeletonを使っている。 今この記事も練習もかねてSKKで書いている。

skkeleton導入は以下の記事を参考にした

https://kankodori-blog.com/posts/2024-06-30/

Lvimを使っているのでプラグインはこんな感じ

lvim.plugins = {
  ...
  {
    "vim-denops/denops.vim",
    lazy = false,
    priority = 500,
  },
  {
    "vim-skk/skkeleton"
  },
}

設定はこう。macSKKと使っている辞書を共通にしてみた。


vim.api.nvim_set_keymap('i', '<C-j>', '<Plug>(skkeleton-enable)', {noremap = true})
vim.api.nvim_set_keymap('c', '<C-j>', '<Plug>(skkeleton-enable)', {noremap = true})
vim.fn['skkeleton#config']({
  globalDictionaries = {
    "~/Library/Containers/net.mtgto.inputmethod.macSKK/Data/Documents/Dictionaries/SKK-JISYO.L",
  },
  userDictionary = "~/Library/Containers/net.mtgto.inputmethod.macSKK/Data/Documents/Dictionaries/skk-jisyo.utf8",
  eggLikeNewline = true,
  keepState = true,
  showCandidatesCount = 2,
  registerConvertResult = true,
})

ユーザー辞書はiCloudに置いたほうがいいかも?プライベートな内容だし。

利点

しばらく使ってみて感じた利点をまとめる

流れるように書ける

1つずつ変換を確定していくので、変換中に修正することがないのが快適。ひらがなはいちいちエンターキーで確定する必要も無いのでタイプ数は若干減っているように感じる。

ユーザー辞書を育てる

辞書に載ってないものはユーザー辞書にその場で登録できる。なので自分なりの辞書を育てていってより使いやすくできる。 機能はシンプルだけどカスタマイズしがいがあるというのは好き。vim が好きなのも同じ理由。

欠点

欠点もいくつか

送り仮名

送り仮名が迷う。今この「迷う」をタイプする時にMaYouと書いてしまって上手く変換できなかった。正しいのはMayoU。 いつものIMEなら勝手にやってくれるから意識しなくてもいいけど、考えて書かないといけない。あああ今もまた「考え」をKannGaeって書いてしまった。

シフトキーの多用

必然的にシフトキーを多用することになる。なので小指の稼動がとても増える。 これについてはキーボードの方で解決した。試しにスペース押しっぱをシフトキーに変更してみた。大分タイプしやすくなった。

まとめ

今のところ良い感じ。また使い方に変化があったらまとめてみる。